トラリピ、ポケトラ始めるためにFXの基礎について調べてみました。
今回はFXの市場、損益計算、リスクについてです。
FXは24時間の取引で世界最大
株式市場、債券市場、商品市場など、金融市場は取引所と呼ばれる特定の場所で取引が行われています。
外国為替市場はどうか?
特定の取引所は存在せず、世界中24時間取引されている 大きな特徴
24時間取引されている→「24時間、取引レートが変動する」
金融市場最大の取引量を誇る外国為替市場
24時間取引される都合上、外国為替市場はほかの金融市場と比べてその取引量も巨額!
年々拡大2010年には1日あたり取引量が約4兆ドル(1ドル80円換算で320兆円)
なお、東京証券取引所における1日の取引高がおおよそ1.5兆円。
日本の1年間の国家予算でも75〜80兆円ほどだということを考えると、わずか1日で320兆円というその大きさが実感いただけるのではないでしょうか。
取引量の大きさはそのまま価格操作やインサイダー取引の防止につながります。
そういう意味でも外国為替市場は個人投資家によってフェア(Fair)な市場 であると言うことができるでしょう。
損益計算
計算方法の基本を確認する
早速ですが、次の問題を計算してみましょう。
①ドルを95円で3000ドル買いました。その後、98円になったので、すべて売って円に戻しました。利益はいくらか?
答えを導き出すこと自体にそれほどの問題はないと思います。
この計算例は「答え(損益)を出すための正しい計算方法」をここで確認しておくことで、「リスク管理の基本」をしっかりと理解するためです。
損益の出すための正しい計算方法
95円×3000ドル=28万5000円・・・買うためのお金
98円×3000ドル=29万4000円・・・戻ったお金
→29万4000円ー28万5000円=9000円
答えは「9000円の利益」で正しいのです。
しかしこのような計算方法だと少し時間がかかります。
【もっとすばやく、そして簡単に損益を計算できる方法】
計算の過程を比較。
損益計算の数式:(売値ー買値)×取引量
(98-95)×3000=9000円
「損益=(売り値−買い値)×取引量」が基本でリスク管理ができます。
リスク管理
万が一のとき、自分が許容できる金額なのか?
取引量に価格差をかけ算することで損益が算出できることを確認。
こちらの表をご覧ください。
自分の予想がはずれてしまい、買ったレートからたとえば10円下がったとき、取引量が1,000通貨なら1万円の損失ですが、 もし5,000通貨なら5万円の損失、1万通貨なら10万円もの損失です。
あるいは20円、30円と下がったらどうか?
損失額は自分が許容できる金額なのかどうか?
取引の前にまずはそう考えて取引量をコントロールすること!
リスク管理の基本的な考え方!
まとめ
市場、損益計算、リスク管理とFXの基本的なところです。
トラリピ始める前にFXの基礎についての知識は抑えておきたいところです。
次回はより具体的に使っていきます。
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