福島県白河市の栃木県との県境付近に白河関の森公園はあります。ここの公園に子供向けの遊具があるエリアがあるのですが、滑り台が8種類もありました。この白河関の森公園についてご紹介していきます。
白河関の森公園について
白河関の森公園は白河関跡に隣接しています。自然に囲まれており、木と土のぬくもりがいっぱいあります。
自然環境を活用した施設が色々あります。白河地方の直家造りの茅葺き民家をそのまま移築した「ふるさとの家」と呼ばれる建物もあります。ツツジの時期には花の里エリアは遊歩道があり様々な花が咲いてとても華やかになるそうです。
駐車場から階段を進んで行くと、まず小川が流れる広場があり水車小屋があり風情を感じさせます。
階段を背に右側に子供の遊具があるエリアになっています。正面からはふるさとの家、江戸の関所に行けます。左側は管理事務所がある建物が並んでいます。そこに売店、レストランがあります。
その奥は白河関跡につながる道があります。
公園の遊具、8つの滑り台について
わんぱく広場にはたくさんの遊具があります。3才~6才、6才~12才のエリアと分けられています。
この広場の滑り台の数を数えてみると8つもありました(゜ロ゜)
一つの公園にこれほど滑り台の種類が多い公園も珍しいです。色々な種類の滑り台、遊具がたくさんあります。
白河関跡とは?
みちのくの玄関口「白河関跡」と呼ばれ多くの歌人たちが憧れた土地だそうです。白河関は奥州三古関のひとつに数えられてます。
奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、当時は人や物資の往来を取りしまる機能があったと言われています。律令制の衰退とともにその機能を失ってからは、都の文化人たちの憧れの地で”和歌の名所(歌枕)″として知られるようになったそうです。この地を訪れた代表的な歌人・俳人として松尾芭蕉、能因、西行など、時代を代表する文化人たちが挙げられます。
関跡には、源義経にまつわる伝説が残されています。
下に写真を載せますが樹齢約800年の従二位の杉はとても大きく迫力があり歴史の深さを感じます。
有名な俳人の松尾芭蕉は、白河の関を越える旅に思いを馳せていたそうです。元禄2年(1689)、5月下旬(今の暦で6月上旬)に白河の地にたどり着いた芭蕉は「白河の関にかかりて旅ごころ定まりぬ」と、みちのく路の第一歩を踏み出したことについて感動を込めて記してあります。
また、芭蕉の供をした曽良の句に「卯の花を かざしに関の 晴れ着かな」とあり、この時期に白河で咲いていた卯の花を詠み込んだといわれています。約300年の時を経た今でも、可憐な卯の花が咲いています。
アクセス
住所 | 白河市旗宿白河内7-2 |
電話番号 | 0248-32-2921 |
営業時間 | 9:00 – 17:00(11月~3月までは16:00) |
定休日 | 12月~3月の第2水曜日 (祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日~1月3日) |
料金 | 無料(一部有料) |
駐車場 | あり(大型車可) |
まとめ
白河関の森公園は、遊具がとても充実しています。特に滑り台の種類は豊富で八種類もあります。他にも歴史を感じさせる建物、関所跡、自然とあります。花も楽しめるので季節ごとに楽しみ方が違う場所だと思います。今回は11月の秋のシーズンでしたが公園のほかに、関所跡の山道で木葉の道を子供が楽しそうに歩いてました。シーズンごとに楽しみ方は違うと思いますが、子供と遊べて、パワースポットとなる場所で過ごす休日も良いと思います。
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